行正り香さん監修のクラシックCDは、一枚で三度美味しい!
こんにちは!えひめのMiho(@ehimemiho)です。
今日は、行正り香さんが監修されたクラシックCDのご紹介をします。
ソニーミュージックから2007年に発売された全3タイトルは、行正り香さんがクラシックを食事やお酒に合うように選曲したアルバムです。
おうちでホームパーティーを楽しむとき、大切な人とごはんを食べるとき、ひとりワイングラスを傾けるとき、穏やかで美しいクラシックの旋律はいかがでしょう。
じっくりと向き合って鑑賞しても素晴らしいバッハ、モーツァルト、ラフマニノフのたくさんのピースの中から、会話を弾ませ、料理の美味しさを引き立ててくれ、そして聴き手を豊かな時間へ誘う曲を選びました。
Amazon紹介ページより
楽曲はもちろんのこと、ジャケットのイラスト、作品にあわせたコース・ディナーのレシピにいたるまで「一枚で三度も美味しいお得なCD」となっています。
目次
クラシックCD、3タイトル
1:モーツァルト〜明るくスウィートなディナーとお酒に
私が一番よく聞くのがこちら、モーツァルトの一枚。
3曲目「クラリネット協奏曲」を聴くと、昔ツーリングで訪れた湯布院〜やまなみハイウェイの情景が目に浮かびます。あの頃、あたしは若かった。むせるような草原の緑や秋のススキがきれいだったなぁ…キュン。
2:バッハ〜静かで心穏やかなディナーとお酒に
…ひとりワイングラスを傾けるとき、森の奥から響いてくるようなバッハの旋律はいかがでしょう。バッハは思ったより重くなく、あと味がさっぱりしたスープのようです。日本人アーティストたちの演奏も、ぜひお楽しみください。
CDジャケットより
バッハの一枚では、13曲目「主よ、人の望みの喜びを(ピアノ中村紘子)」や卒業式でおなじみ15曲目「G線上のアリア」はいかがでしょう。素朴なメロディも優雅な旋律も色とりどりにセレクトされた名曲そろいの一枚です。
3:ラフマニノフ〜ロマンティックなディナーとお酒に
まずはとにかく「ヴォカリーズ」。1曲目(バイオリン)と13曲目(フルート)を聴き比べる楽しみ方はいかがでしょう?フルートの音色は、まるで人の吐息や声のようです
7曲目の「ピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18〜第1楽章 モデラート(抜粋)」も私は好きです。ロマンティックでいながらもどこかダイナミック。精神衰弱を患っていたラフマニノフが、立ち直るきっかけになった作品といわれています。
CDジャケットにも、心のこもった演出あり
CDジャケットの伸びやかな鳥の絵は、そのままインテリアとして飾っても美しいです。優しくディナーを見守ってくれているかのよう。
このシリーズのCDジャケットの表紙はすべて、版画家の綿引明浩さんの作品です。
・参考記事>>>ギャラリー椿news「綿引明浩作品がCDジャケットに使用されました」
・インスタグラム>>>綿引明浩さん(@akihirowatabiki)
また、CDジャケットには各作品に合わせた、家庭で簡単にできるコースディナー・レシピも収録されています。
どれも、作り方はおどろくほどシンプルですが、なんと美味しそう!
AppetizerからPasta、Main、Dessertのほか、Wineまでセレクトされています。できあがった料理をクラシックと共に楽しむ…そんな素敵な時間もすごせそうですね。
おわりに
耳だけでなく目でも舌でも楽しめる、お得感いっぱいのクラシックアルバム。あなたはどのタイトルがお好みですか?
私は3つのCDすべてもっていまして、ディナーだけでなく普段のドライブや眠りにつく前に季節を問わず聴いています。
さすが、行正り香さんが悩みぬいて選曲されただけのことはあります。音楽にまったくうとい私でも、肩の力をぬいてグルグルいつまでも聴き続けられるんですから。
参考記事>>>行正り香さん公式サイトFOOD/DAYS 「行正り香 監修」
ではでは〜!また読みにきてくださいね。
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