ソーイング歴25年!作った55着から【ほめられ服19選】をご紹介
こんにちは!えひめのMiho(@ehime_miho)です。
先月「入学式用!ラベンダー色のセットアップを作りました」を書いたところ、作った服をもっと見たい!とメッセージを頂きました。
この記事ではこれまで作った服の中から、着るとよく褒められる「お気入り18着」をご紹介します。
私のソーイングは本を参考にした自己流で、教室などに通ったことはありません。
25年以上前から趣味として続けており、手元に残っている型紙を数えたところ55着分ありました。
作った服は通勤やおしゃれをして出かけたい休日に、週5回は着て楽しんでいます。
目次
⒈春夏の服
①ノースリーブのワンピース
こちらはソーイング初期に作りました。色と柄が気に入って選んだ布地でしたが、カーテンのように厚い布のため、ノースリーブにもかかわらず真夏には着れません!
でも肌寒い梅雨時にカーディガンを羽織って着るとピッタリで、毎年かならず出番があります。
驚くのは難易度の高さで「襟付き、ボタン11個、2段ギャザー、胸ポケット2個、柄合わせ、ウエスト紐」と、工程がとても多いです。
ビギナーでよく作れたなぁ…と感心しますが、それだけ作りたい気持ちが強かったのでしょうね。
◇型紙:茅木真知子さん「いつまでも好きな服 Part2」p22
◇布地:松山市にある老舗の布地屋さん「マツケ」
②レースのワンピース
グリーンが爽やかなコットンのドレス。刺繍部分を裾と袖口に使ったエレガントな一着です。
背中にも刺繍がいっぱいで、美しいですね〜♪
布地を買って数年後、このワンピースを作りたくて型紙を置いてみたらピッタリ。
布地がギリギリ足りた時のうれしさといったらもう…!私にとっては奇跡の一着です。
◇型紙:茅木真知子さん「そのまま着ても、重ねて着ても ワンピース」p 19
◇布地:東京・西荻窪「 pindot(ピンドット)」
③カットソー
シャリっとした綿麻、ストレッチがきいて着心地満点のカットソー。フレアースリーブがおしゃれです。
エスニックなネックレスを合わせるのが気に入っています。
◇型紙:笹原のりこ「さり気なく甘い服」p6,7
◇布地「fab-fabric (ファブファブリック)ソーイング スタジオ」
④ボックススカート
布をネットで「迷彩柄、カッコいい!」と飛び付き購入、珍しくスカートを縫いました。
③のカットソーとセットでよく着ます。
ゴワっと張りのある布ですがストレッチが効いているのでヒップがきゅうくつになりません。優秀!
◇型紙:茅木真知子さん「わたしのスタンダード」p8
◇布地「fab-fabric (ファブファブリック)ソーイング スタジオ」
⑤リネンのワンピース
ハイウエストにゴムシャーリングが入ったシンプルな麻のワンピース。
手描き風の大きなバラ模様が上品な、お出かけにぴったりな一着です。
本が発売されてすぐ本と同じ布を購入して作りました。
茅木真知子さんのパターンは、シンプルでさりげないのに着るとめちゃくちゃお洒落です。
完成して試着すると、毎回鏡に向かって「わぁすてき〜!」と声が出るんですからびっくりです。
◇茅木真知子さん「ホームクチュールセレクション」p5の作品
◇布地:東京・西荻窪「 pindot(ピンドット)」
⑥カーディガンジャケット
⑤のワンピースに合わせてカーディガンも作ってみました。
薄くやわらかな布地で、日よけと二の腕隠しに重宝しています。
これを初めて着たのはアンデルセン広島での行正り香さんのイベントでした。
前日ぎりぎりに完成してうれしかった思い出があります。早くまた自由に旅行がしたいなぁ。
◇型紙:茅木真知子さん「好きな布で作る服」p9
◇布地:東京・西荻窪「 pindot(ピンドット)」
⑦レーヨンの水玉ワンピース
ボートネックのゆったりドレス。ファスナーもボタンもポケットもないので、初心者さんにもおすすめです。
トロッと下に落ちるレーヨンだから、女性らしく装いたいとき手に取る一着。
タートルニットとタイツを重ねれば冬も着られるのでお得感がありますよ。
◇茅木真知子さん「ドレスメーキング アット ホーム」p28の作品
◇布地:東京・西荻窪「 pindot(ピンドット)」
⑧赤いカーディガン
ウールガーゼで作った軽くて暖かい一枚。肩のこらないラグラン袖です。
⑥の水玉ワンピースに合わせて着るのが定番です。
バイヤス布で作った胸元のフリルがアクセント。
ボタンや襟がなくて簡単だから、ウール素材が初めての方でもトライしやすいかと思います。
赤い服を「買う」のは勇気がいりますが、自分で縫うなら気楽でOK。色や形を自由に選べるところが、ソーイングの醍醐味ですね。
◇型紙:茅木真知子さん「きれいにみえる服」p25
◇布地:東京・西荻窪「 pindot(ピンドット)」
⑨コットンワンピース
暑い夏こそ、パキッとした白黒の服が着たくなりませんか?
こちらはソーイング雑誌「コットンフレンド」に掲載の布と型紙を使用したワンピースです。
くっきりとした白黒にうすいブルーの差し色が目を引く高品質のコットン…一目惚れしました。
なのになんと!布地代は約3,000円。さすが手芸センタードリームさん。
高密度のため一枚で着ても透けず、アッパッパ〜と涼しく着られます。
張りがあってシルエットもきれいに出ますから、黒いサンダルを履いて日傘をさせば真夏のおでかけスタイルは完成です♫
◇布地:手芸センタードリーム
◇型紙:コットンフレンド(2016年 Vol.59)
⑩ポケットつきのワンピース
ひざ上丈のシンプルなこちらのワンピースは、着るとすっきり痩せて見えるようで、よく褒められる一着です!
ファスナーあり、裏地なし。
脇や襟ぐりの開きぐあいが絶妙で、上品なデザインだからランチにも着ていけます
布地はやや張りのある一枚でも透けないコットン。胸下からストンとした形だから、盛夏に着ても涼しいです。
角の丸い大きめのポケットがアクセント。
◇布地:東京・西荻窪「 pindot(ピンドット)」
◇型紙>>茅木真知子さん「ドレスメイキング アット ホーム」P.7
⒉秋冬の服
①一重仕立てのコート
きれいなブルーのウールで、ガウンのようなコートを作りました。
まずなんと言っても布地が素晴らしいです。しっとりなめらかで艶もあります。
香田あおいさん著「秋冬の服」の表紙のコートに使用されていました。
出版直後に、香田さんのソーイング教室の通信販売で同じ布を購入しました。
デザインは悩んだ末、茅木真知子さんのガウンコートに決めました。私にはこちらの方が着やすいと思ったからです。
毎年お花見で、淡いグレーのパンツに薄いピンクのブラウスに羽織るのが楽しみです。
◇茅木真知子さん「いつもの服をホームクチュールで」p26
②ダブルガーゼのスタンダードシャツ
えんじ色に一目ぼれをして買ったダブルガーゼ。
その風合いを活かそうと初めてのシャツに挑戦し、ふんわり柔らかな一着ができました。
完成してまず最初に思ったことは「もうシャツは縫いません」…でした。
というのも、袖口や襟といったパーツが多く制作がめちゃくちゃ大変だったからです 泣!
その分愛着のあるこのシャツは、たとえ二月でもほっこりとした温かさで包んでくれます。
◇茅木真知子さん「私の好きなシャツスタイル」p5の作品
◇布地「fab-fabric (ファブファブリック)ソーイング スタジオ」
③ウールのチュニック
上質な綾織のウールリネン。
初めてハサミを入れるときはドキドキしたなぁ…。
襟に幅のちがう二段のフリルがついています。袖口にも一段のフリルで、ちょうど良い甘さです。
茅木さんのデザインは着た時にハッとするほどステキに見えるから大好きです。
◇型紙:茅木真知子さん「かんたんなのにGood Looking」p21
◇布地:東京・西荻窪「 pindot(ピンドット)」
④Aラインのワンピース
こちらの一着は、ポリエステル(バックサテンシャンタン)という服地で、表面に光沢があって軽い着心地が特徴です。
たまたま立ち読みしたソーイングブックで個性的なフラワープリント に一目惚れ。すぐ販売元を調べて購入しました。
この布は薄いのに全く透けず、シワにもなりません。上品な光沢があってとても優秀な布地です。
よくみるとちょっと甘いデザイン…袖口が二段のフリルになっています♫
◇笹原のりこ「さり気なく甘い服」p12,13の作品
◇布地の購入先:ヨーロッパ服地のひでき(楽天)
同じ布が当時IKUKOの服に使用されていました。柄と光沢が印象的なのでシンプルな形が合うのですね。
⑤バイカラーのワンピース
身頃は上品なベージュのボア地、スカート部分は圧縮ウールで作ったシックなワンピース。
ファーティペット(襟巻き)も作りました。ナチュラルなバンビ柄のフェイクファー製で暖かです。
真冬はブーツが良いですが、透かし編みの黒タイツにバレエシューズもけっこう合います。かわいいです♫
◇型紙:伊藤みちよさん「MayMeスタイルの大人服」p26
◇布地:「fab-fabric (ファブファブリック)ソーイング スタジオ」
◇襟巻のファー>中野メリヤス工業株式会社>>バンビ(ライトブラウン)
⑥ハイウエストローブ
襟に巻いたショール(かぎ編み)を先に編み、それに合うワンピースが欲しくて縫いました。
ちょっと色が地味なので出番が少なくなりがちですが、茶色のショートブーツに籠バッグを合わせて着てみたりしています。
◇型紙:大川友美さん「いつもの服、きれいな服」p13
◇布地:「fab-fabric (ファブファブリック)ソーイング スタジオ」
⑦ジャンパースカート
◇型紙:茅木真知子さん「ドレスメーキング アット ホーム」p26
◇布地:「fab-fabric (ファブファブリック)ソーイング スタジオ」
見返しはブルーグレー。タグはfab-fabricさんのオリジナル。衿ぐりをバイヤステープでをくるんであります。
ファスナーなしで、とても簡単な形です。冬に着る赤いウールは、心も体も暖かくなりますね。
裾の切り替えがデザインのポイントになっています。布端が切りっ放しのバイヤスなので、ほつれないように一本ミシンをかけています。
⑧ボートネックの切り替えワンピース
ローウエストの切り替え、スカートにはタックが入ってかわいらしい大人のワンピース。
オレンジにブルーの入った珍しい色合わせのチェック。身頃は濃紺のウールを合わせました(写真では黒に見えますね)。
東京旅行に着ようと、せっせと夜なべをして作りました。
プリーツがきれいにできた時は飛び上がるくらいうれしかったなぁ。
着ていく場所やシチュエーションが決まっていると作るのがワクワク楽しいですよね。縫うスピードも速くなり、ますますソーイング好きになる瞬間です♪
◇型紙:伊藤みちよさん「MayMeスタイルのソーイング」p26
◇布地:「fab-fabric (ファブファブリック)ソーイング スタジオ」
残り布でコサージュも作りました。ピンキングばさみがあれば、簡単にできますよ!
こちらのレシピは、茅木真知子さんの「かんたんなのにGood Looking」より。
⑨ウールガーゼのブラウス
淡いベージュのウールガーゼに、ウール刺繍をした透けるチュールレースを重ねたブラウスです。
後ろ姿も素敵でしょ?ギャザーと紐で凝っていますね〜。
余ったウールガーゼでギャザースカートも作りました。セットアップにしておくとお出かけに便利ですね。
こちらも東京に遊びに行くときに着た、思い出の一着です。
◇型紙:茅木真知子さん「きれいにみえる服」p22
◇布地:東京・西荻窪「 pindot(ピンドット)」
おわりに
これまでに作った服の中から、その一部をかけ足でご紹介しました。どれかお好きな服はありましたか?
25年以上飽きずにソーイングが趣味の私ですが、ソーイングの楽しさは大きく3つあります。
①布を選ぶ楽しさ
②完成に近づくまでの作るワクワク
③着て出かける楽しさ
の3つです。
みなさんもぜひ、ソーイングの楽しさに一歩足を踏み入れてはいかがでしょう。
それでは!また読みに来てくださいね〜。
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