激変する世の中で子どもの未来を考えるオススメの本!「ゼロヒャク教科書」
(*この記事はプロモーションを含みます)
こんにちは、この春娘が中学3年生になったえひめのMihoです。
テクノロジーの進化によって世界はどんどん変化し、そのスピードはますます加速しているように感じます。
「子どもたちの未来の生き方、価値観、仕事はいったいどうなっていくのだろう」「AIによって人間の仕事が奪われるってホント?」など、不安に感じている親御さんも多いのではないでしょうか。
今日は、そんな不安を解消するために私が読んでよかった「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書」をご紹介します。
難解なイメージのある落合氏の著書ですが、どうぞご安心を!
こちらは氏の著書の中ではもっとも平易な言葉で書かれてるそうなので、ぜひ入門書として手に取ってみて下さいね。
目次
0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書(落合陽一著)
①この本を選んだきっかけ
子どもが中学3年になり、親子で進路の話をすることが増えました。
そのとき「いま社会がどう変化しているのかよく分からない、まずは知ることから始めよう」と思い選びました。
実はこの本を読むのは2回目でした。
1回目は出版されてすぐの2018年、ちょうど「人生100年時代」の言葉が盛んに聞こえるようになった頃に、「大人がどう学び続けると良いか?」の視点で読みました。
なので子どもに関わる部分に対しては、「STEAM教育?論理的思考?ふーん…」くらいの乏しい感想で終わっていました。
ところが昨今、登場したchat GPTを使ってみてハッとしました。
なぜなら5年前のこの本ではすでに、「コンピューターが翻訳しやすい話し方や文章の書き方を知って、そういったスタイルを使えるようになるのが重要だ」と書かれていたからです。
参照>>「英語を習う時期にこだわるより、まずは母語の論理的言語能力を鍛えよう(p.39〜)
そこで急いで本棚からこの本を引っ張り出して、急いで読んでみると、まぁびっくり!
そこに書かれている通りのAI時代となり、世界の中での日本の立ち位置なども落合氏の予想通りになっていると感じたからです。
だからこの本は信頼できると思い、ぐんぐん読み進めました。
私は5年遅くなりましたが、小学生の保護者の方は今が最適ですから、ぜひ読んでみて下さいね。
②この本の特徴
この本の一番良い点は、分かりやすさです。
その理由は二つあります。
・親子でいっしょに読めるよう、平易な言葉で書かれているから
・本の約半分が、Q&A方式だから
順に説明します。
⒈親子でいっしょに読めるように平易な言葉で書かれているから
未来の予想図を示しながら、
・どんな力をつければ誰かの役に立てるか(仕事)
・自分にとっての幸せはどうすれば手に入るか(生き方)
などのヒントを、教育や産業の歴史をひもときながら教えてくれます。
STEAM教育、リベラルアーツ、ロジカルシンキングなど、一見すると難しそうですよね?
でも、日常の身近な例や図を使って説明されているから理解がしやすいと思います。
⒉本の約半分が「Q&A方式」だから
第一章は、
・「プログラミングの早期教育は必要ですか?」
・「これからの大学はどう選べばいいですか?」
など13個の初歩的な疑問に答える構成になっています。
興味のある質問から読んでもわかりやすいので、忙しい保護者にも優しいなと思います。
私は今回とくに「2020年の大学入試改革の攻略法は?」が参考になりました。
学力の測り方が変わった背景込みで理解できたおかげで、家での学習において「知識重視ではなく、表現力を高めよう!」の合言葉ができたからです。
(最新の大学入試改革に関する情報は、もちろん別途調べる必要はあります)
終わりに
受験戦争に勝ち抜いて良い大学に入り、一流企業に就職すれば人生安泰という時代は、もう終わりました。
私はこの本を読んで、子どもの未来をポジティブに想像できるようになり、明るい気持ちで娘と進路の話ができるようになった気がします。
教育改革のこれからや、今後必要とされるだろう能力の変化予測など、AI時代を生きるために大事なヒントが満載ですので、ぜひ読んでみて下さい。