ブログが書けない時に読みたい2つの【note】
こんにちは!えひめのMiho(@ehimemiho)です。
突然ですが、あなたは文章を書くのが得意ですか?ブログを書き始めて7年以上になる私は、実をいうと苦手です。
半年前に始めたこのブログで40記事を過ぎたころ、突然、文章が書けないスランプにおちいってしまいました。
それまでは仕事や家事で忙しくてもスキマ時間をみつけて書けていたのに、どうしたんだろう?書き出しからつまづいて時間だけが過ぎる毎日で、焦っていました。
わかりやすくて役に立つことを書かなければ、と構えすぎて動けなっていたんです。
今日は、そのスランプのときに読んでふたたび文章が書けるようになった、とっておきのnoteを紹介します。
目次
篠田真貴子さん「文章の書き方10か条 by エリザベス・ギルバート(『食べて、祈って、恋をして』著者)」
このnoteは、篠田真貴子さんが日々読んだ本や記事を紹介したり感想を載せているマガジン「きのう、なに読んだ?」の中にアップされていました。
大ヒットしてジュリア・ロバーツ主演の映画にもなった『食べて、祈って、恋をして』を書いたアメリカの小説家、エリザベス・ギルバート。彼女が自身のfacebookに投稿した「My free 10-step Writing Academy」(私の無料書き方教室10ステップ)を、篠田さんが翻訳して公開されたnoteです。
私はこの10のステップを読んで、肩の力がぬけて気持ちがフワッと軽くなりました。
エリザベス・ギルバートさんが、私だけに手紙をくれたんじゃないかと思うほど心に響いたからです。
「あなたの経験したことやワクワクするほど好きなことを、好きな人やつながりたい人に向けて、書いてみましょう」
「説明はやめて、みんなの大好きなお話しがいいです。長さは、びっくりするくらい短くて大丈夫。ダメな自分を許して、寛容にね。」
「書くことのハードルは低く、もっと簡単にしていいですよ。書いた文章を公開するとびっくりするようないいことがあるかもしれません」
エリザベス・ギルバートさんが直接語りかけてくれた気がして、思わず頰がゆるみました。
読んだあとすぐ、記事が1つ書けた
このnoteを読んで書いた記事が>>>行正り香さんの朝日新聞「輝く人」を読んで」です。
書き始めるときに深呼吸して、新聞記事の主役、行正り香さんに手紙を書くようイメージしました。書き方は小学5年生の娘にもわかるような、易しい言葉を選び、ゆっくりと話すように書きました。
結局2,000字を越えたので手紙にしては長くなりましたが、最後まで書ききったら、頭の中がスッキリして気持ちまで温かくなりました。
回りくどい言い回しや説明をせず、気がついたら最後まで書けていた、不思議な経験でした。
古賀史健さん「ことばの根っこをどう育てるか。」
こちら古賀史健さんのnoteでも、次のところを読んでハッとしました。
誰かを責めたてることば、人の失敗をあざ笑うことば、足を引っぱるためのことば、いわゆるところの罵詈雑言。冷笑、失笑、揶揄の苦笑。これらのことばはおもしろいくらいに多種多様であり、スリリングであり、ゆえに痛快であり、刃物のように機能する。
古賀史健「ことばの根っこをどう育てるか。」
他方、「いいこと」や「あかるいこと」、そして「前向きなこと」は、なかなか語彙に乏しい。「きょう、こんないいことがあった。うれしかった」を表現することばを人は、おそらく数パターンしか持っておらず、ゆえにどれも月並みで退屈な響きをもってしまう。
(略)そこで語られることばのバリエーションが乏しすぎるからなのだ。構造としてつまらないのだ。「いいこと」は残念ながら。
古賀史健「ことばの根っこをどう育てるか。」
そもそも「いいこと、前向きなこと」の言語化は、むずかしい
私が文章にしたいことは、アメブロの頃から一貫して、自分が経験して学んだ「いいこと、明るいこと」です。
なので自然とポジティブな言葉を使うことが多くなりますが、「いつも似たような表現になっているなぁ」とか、「リア充のアピールしているみたいで、読んでもつまらないのでは」と感じて、文章を書けなくなっていました。
でもこのnoteを読んで、そもそも「いいこと、前向きなこと」は語彙の乏しいフィールドなのだから、なかなか書けなくて当たり前なのだ。ジタバタするのも仕方ないのだ、とわかってうれしくなりました。
「なんだ、そうだったのか!やっぱりね」と 笑
同時に、こうして悩みながら文章を書くことが「ことばの根っこを育てる」のだとしたら、ここでやめないで100記事までは書いてみよう、と思えました。
終わりに
今日は、私をブログのスランプ沼から抜け出させてくれた、とっておきのnoteを2つ紹介しました。
どちらのnoteも、わかりやすくて簡潔、読み手の書く力を湧かせるすばらしい文章です。何度も読むうちに「こんなふうに人に伝わる文章を書きたい!」と思えたことも、ふたたび書けるようになった理由だと思います。
ではでは〜!また読みにきてくださいね。