英語が苦手な親でも読みやすい!行正り香さんの新刊【音から学ぶ小学生英語】のレビュー
こんにちは!えひめのMiho(@ehime_miho)です。
この記事では、先日「カラオケEnglish」の生みの親である行正り香さんが新しく出版された「音から学ぶ小学生英語」について書きます。
少しばかり本のお手伝いをさせていただいたのですが、そのことは抜きにしても小学生の親の視点からぜひオススメしたい一冊です。
この記事が、買うかどうか迷っている方の参考になればうれしいです!
新刊【音から学ぶ小学生英語】の特徴
行正り香さんはこれまで二冊の英語学習本を出版されています。
一冊目の「ビリから始める英語術」は大人のやり直し英語の本です。
二冊目の新刊は、英語が苦手な大人のための小学生英語の「学ばせ方」の本になっています。
新刊の特徴は以下のように感じました。
①小学校〜中学校の英語教育の何がどう変化したのかよく分かる
②娘さんの英語教育の実体験が失敗もふくめて書かれて参考になる
③現役の英語教育のプロによる専門的な視点もあり信頼できる
④世界基準「セファール」を英語学習の山登りに例え、親のサポートの目安がハッキリする
特に、図やグラフが多く、説明も丁寧でわかりやすいのでスイスイ読めます。
「英語が苦手な親ごさんや困っている先生方に伝えたい!」との想いがこもった一冊だと感じました。
小学生に英語を学ばせるのに必要なのは、英語力ではありません。
この本は、英語を教えるのに困っていらっしゃる親ごさんや小学校の先生が、すぐに始められる「音から学ばせる英語学習法」をお伝えする一冊です。
「音から学ぶ小学生英語」本の帯より
【音から学ぶ小学生英語】私のレビュー
続いて私の感想です。
★★★★★ 公立小学校高学年の母です。学校の授業と毎日のカラオケEnglishだけで英検5級に合格したところです。
この本を読んだのは、中学校での英語がどう変わったかを知りたい、家で今後どうサポートすれば良いかの「地図」が欲しかったからです。
将来英語を使って仕事をするためには、学校のテストや英検だけを見ていれば良いのかな?と気になっていました。
本を読んだことで英検以外の大切な世界基準を知り、家で何を最低限カバーすればよいかの理解もできたのでよかったです。
読む前は「やっぱり塾に行かないとダメか…」と考えていましたが、仕事をして忙しかったり教育資金に限りがあるわが家でもポイントを抑えたサポートをすれば大丈夫と分かりました。
特に以下のことは目からウロコでした。
・中学でも授業では会話中心、でも試験は文法中心
・週1回の塾より、毎日家の10分音読の方が効果あり
・英語を大きな山(セファールという世界基準)でとらえて、親が一緒にサポートできると最強!
親しみやすいイラストや図が多いからか、情報が豊富なのに読み疲れしません。新学年前の余裕のある今だからこそ読んでおきたい一冊です。
ちょっと悔しかったのは、子どもが低学年の時にこの本があったらなぁ…という点です 笑
なのでさっそく小学1年生と幼児のママである妹にも本を贈りました。
みなさまもぜひ本屋さんでお手に取ってみてはいかがでしょう。