【WordPress初心者】「noindexタグによる除外」ってなに?調べて対処してみた

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    パソコンtoGoogle

    こんにちは、えひめのミホです!

    今日の記事では、WordPressでブログを開設して4ヶ月、Google Search Consoleに登録して3ヶ月で生じたカバレッジに関する疑問と対処法についてご紹介します。

    カバレッジの「有効なページ」が減り続けてる!

    先日ふとGoogle Search Consoleのサマリーページを見たとき、最近ガクッと下がった数値があることに気がつきました。

    図1:Google Search Consoleのサマリー

    「有効なページの数」(緑のグラフ)を見ると、6月に「125」あった数値が「49」まで減っています

    登録しただけで放置していたGoogle Search Console…。イヤな予感がして急いで原因を調べていきました。

    カバレッジ右上の「レポートを開く」をクリックすると、

    図2:カバレッジレポート

    エラーはゼロで「問題なし」ですが、有効が49に対し除外が568と多いことがわかります。

    しかも除外の数はじわじわ増えるにつれて、有効が減り続けています。何これこわい…。

    除外「568」をクリックして詳細を見ると「noindexタグによって除外されました」という項目が最も多く「236」ページもありました

    図3:除外の詳細

    インデックスカバレッジってなに?

    インデックスカバレッジとは、サイト内のインデックス状況を知ることができるGoogleサーチコンソールの機能の一つです。

    インデックスとは、簡単にいうとGoogleに認識されているかどうか?を表すものです。

    noindex」とはGoogleにインデックスされていない状態で、どんなに検索されてもGoogleに表示されないことを意味します。

    これでは書いた記事を見つけてもらうのは非常に難しいため、ページがインデックスされていることはとても重要だ、と考えました。

    ただし、SEO対策として質が低いコンテンツや検索されて表示されても意味のないページ(お問い合わせフォームなど)を、意図的にnoindexにすることも行われています。

    どんなページが「noindex」タグによって除外されているか?

    ここからは、何らかの理由でインデックスされていない(=エラーではなく理由があってインデックスを拒んでいる)「除外」ページについて更に見ていきました。

    有効なページの10倍以上にもなる「除外」ページをなんとかしないと、せっかく記事を書いてもムダになってしまう…と考えたからです。←後半でまちがいだと判明

    カバレッジ>除外>詳細にある「noindexタグによって除外されました」をクリックすると、次のようにURLの例が表示されます。

    図4:除外のURL例

    URLのなかにtag、categoryが含まれているものが多くありますね。

    これらのページは、記事につけた「タグ」や分類した「カテゴリー」によって自動的に作成される一覧ページ(アーカイブページ)のことです。

    参考記事>>>noindexとは?その意味と新SearchConsoleに追加された「インデックス登録の対象範囲」の使い方

    原因は「All in One SEO Pack 」の一般設定

    ではなぜタグやカテゴリーによって自動的に作成される一覧ページがnoindexタグによって除外されているのでしょうか?

    その答えは、プラグイン「All in One SEO Pack 」の設定にありました。

    「All in One SEO Pack 」の一般設定を選択し、画面を下にスクロールすると「Noindex設定」という欄があります。

    図5:Noindex設定の一部

    たしかにカテゴリーとタグの「noindexを適用」にチェックがはいっています。

    この設定は、バズ部の記事>>>「All in One SEO Pack の設定方法と使い方」を参考にしてインストール直後にチェックを入れた箇所でした。

    ググってみると、他の記事>>>WordPressのSEO対策で重要な10個のポイント(Web Design Trends)でもカテゴリーとタグを「noindex」にすることを推奨しているものが多かったです。

    反対に、こちらの記事>>>「Google Search Consoleから「対象範囲」の問題が新たに検出されましたとメールが来た!noindexタグが原因のエラー対処法」では、エラーの検出への対処として「カテゴリー」をnoindexから外しています。

    さて困った…混乱してきました 汗

    テーマ開発のときから信頼しているバズ部の記事。その通りに設定したものを、このタイミングで変更していいのかどうか…?分からなくなったからです。

    というのも、たしかにカバレッジの「除外」が「有効」の10倍以上に増えていますが、エラーが検出されているわけではないのです! ←いまさら

    更にこちらの記事>>>『noindexとは?その意味と新SearchConsoleに追加された「インデックス登録の対象範囲」の使い方』で、以下のことがわかりました

    「All in One SEO Pack」を使ってタグにnoindex指定を加えていると、「noindex タグによって除外されました」に含まれるページ数が急に増えることがある。

     理由は、新しいタグを作ったからであって異常でも何でもないし、修正の必要もない。

    なんと!除外されたページが増えること自体は問題じゃないのね!?

    それが分かってひと安心。

    やっと冷静に対処法を考えることになりました。←おそい 笑

    今回の対処法

    いろいろと調べてみると、タグとカテゴリーにnoindexを行うかどうかはさまざまな考え方があることがわかりました。

    そのなかで私は今回、タグのnoindexだけを外して様子をみることにしました。

    図6:Noindexの変更後

    決め手は、WordPressのコンサルをお願いしているArisaさんから次のようなアドバイスをもらい、検索エンジンよりユーザーの利便性を優先したサイト運営をしたいと思ったからです。

    サイト設置をしてまもない頃はクローラに早く順位を上げて認知してもらう目的で、カテゴリーやタグをnoindexはにすることがあります。

    でもこのサイトはすでに記事数も40あり、公開して数ヶ月は経つので、クローラー目線よりユーザー目線のnoindexにした方が良いかなと思います。

    タグはnoindexにしない方が、人間であるユーザーの検索によるSEOには良いと思います。

    Arisaさんから

    タグページがユーザーの利便を高めることは、こちらの記事>>>「SEOのためのタグページ|必要性から注意点までチェックしよう」が参考になりました。

    今回の経験で、SEO対策にはいろいろな考え方があるけれど、どの手段を取るかはつまるところサイト運営者が何を優先するかによることがわかりました。

    これからもインデックスカバレッジの経過を追いながら対策も変化させたいと思います。

    長くなってしまいましたが、今回の経験を自分へのメモとして残しておけてよかったです。そして、もしこの記事が誰かの参考になったらこんなにうれしいことはありません。

    ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

    アイキャッチ〜William IvenによるPixabayから