「シバジム式 ブランディング対面講座」の感想と、これからしたい2つのこと

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    シバジムブランディング対面講座

    ハロハロ〜、えひめのMihoです。

    今日は、全6回の学びを終えたばかりの「シバジム式ブランディング対面講座」についてお話しします。

    「シバジム式ブランディング対面講座」とは

    この講座は、ローソン「Uchi café Sweets(ウチカフェスイーツ)」やグランツリー武蔵小杉、渋谷ヒカリエレストランフロアなど、20年間で400以上のブランディングを手掛けてきた「柴田陽子事務所(通称、シバジム)」による初の対面講座です。

    今回、この20年で培ったブランディングメソッドを、体系的に整理し直し、講座化しました。

    シバジムがこれまで携わったプロジェクトの“コンセプトブック”を初公開することで、プロダクトからサービス、店舗、商業施設、街づくりなど幅広いブランドにおいて、より実践的・具体的にシバジム式ブランディングメソッドを学んでいただける内容となっています。

    シバジムアカデミーのHPより

    講師を務めるのは、代表の柴田陽子さんと、シニアディレクターの中原真理さん。

    私は4年前にNHK番組で柴田陽子さんを初めて知り、その言葉の分かりやすさと人間力の高さに衝撃を受けました。

    ◇NHKオンデマンド>>プロフェッショナル仕事の流儀「晴れた道の真ん中を、歩け~ブランドプロデューサー・柴田陽子~」

    その後著書はすべて読み、“変化の時代に自分の力で生きていく”ための人間力を育てるオンラインスクール「シバジムアカデミー」のメルマガ会員になっていたのがきっかけで、今回の講座を知りました。

    すぐさま「直接学べるチャンスがやっときた、行きたい!」と思いましたが、

    ・柴田さんと中原さんにただ会いたいだけじゃないの?

    ・受講料は(私にとっては)とても高額、しかも毎回一泊しなきゃだよ?

    ・ブランディングを学んで、何になろうとしているの?

    など、いろいろな考えが浮かんでとても迷いました。

    でも「とにかく行きたい、後悔だけはしたくない!」との気持ちが大きくなり、申し込みをしました。

    夫や子どもたちが賛成してくれたことも、背中を押してくれました(ありがとう)。

    全6回の講座はどうだった?

    シバジムブランディング対面講座
    会場「東京ミッドタウン」カンファレンス

    10/31から12/8まで、90分対面レッスン×6日間を終えた感想は、「とにかく大満足!」です。

    理由は3つあります。

    ①高品質なアーカイブ画像とスライド資料、②「シバジム式 ブランディング」手法の惜しみない伝授、③実物を初公開の「コンセプトブック」。

    ひとつづつ説明します。

    ①高品質なアーカイブ画像とスライド資料

    柴田陽子さん
    Day2柴田陽子さん

    じつは、仕事や家庭の都合で東京に行けたのは6回のうち3回でした。

    「学びの収穫も半減かな…」と残念に思っていたら、びっくりポン!

    翌日には高画質なアーカイブ映像とスライド資料がメールで配布され、オンラインでも臨場感たっぷりにワクワクしながら学べたのです。

    しかもスマホひとつあればいつでもどこでも何度でも見返すことができ、お得だなぁと感じました(映像には視聴期限あり)。

    この講座でしか見る・聴くことのできない内容を直接お二人の言葉で学べるなんて、毎回夢をみているようでした。

    レッスン一覧

    Day1:ブランド/コンセプト/ブランディングとは何かを知る

    Day2:ブランドを創る〜ブランドコンセプト開発

    Day3:ブランドを創る〜コンセプトブック開発・ブランディング実行フェーズ

    Day4:ケーススタディを通じて実践的に学ぶⅠ〜プロダクト/サービスにおけるブランディング

    Day5:ケーススタディを通じて実践的に学ぶⅡ〜ショップ/商業施設/街など場づくりにおけるブランディング

    Day6:&A セッション/総括

    ②「シバジム式ブランディング手法」の惜しみない伝授

    シバジムブランディング対面講座
    Day1の様子

    少数精鋭で20年間・400以上のプロジェクトを手がけてきた「シバジム式ブランディング」。

    その手法を、コンセプト開発からブランディングの実行フェーズまで、順を追って丁寧に教えて頂きました。

    ギッチリ中身の詰まったテキストや図解からは、時間をかけて準備されたことがひしひしと伝わってきました(お二人でホテルで合宿までされたそうです)。

    特に私が目をみはったのは、シニアディレクター中原真里さんの誠実に磨きぬかれた「言葉」です。

    中原さんのnoteが好きでよく拝読しているのですが、経験や勘に基づいた言語化しにくいはずのメソッドを、ここまで体系的にまとめあげた作業量はどれだけのものだろう…。

    想像するだけで尊敬と憧れの気持ちでいっぱいになりました。

    シバジムブランディング対面講座 資料
    6回分のスライド資料

    今回のスライド資料全6冊は、宝物になりました。

    ◇中原真里さんnote>>社長が主役の副社長日記

    ③実物を初公開の「ブランドコンセプトブック」

    最終日には、シバジムが携わったプロジェクトの“コンセプトブック”(実物)が初めて公開されました。

    ブランドの未来像を描き、目指すべきコールの姿を共有するための指針書は、別名「絵に描いた餅」。

    これを見れば、すでにこのサービスが大成功している様子がありありと目に浮かぶ、まさにシバジムの武器だと感じました。

    4年前にNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」を観てからずっと見たかった、BODY ARCHI(ボディアーキ)のコンセプトブックを手に取ることができて、感激しました。

    シバジムブランディング対面講座
    Day6 oQ$Aセッションの様子

    これからしたい2つのこと

    今回、清水の舞台から飛び降りる思いで申し込みをしましたが、参加してほんとうに良かったです。

    なぜなら「自分に似合う人生を、前向きに進める大切な一歩」になったと思うからです。

    人生100年時代といわれますが、その折り返しを過ぎても何をどう準備すればいいのか分からず迷っていました。

    でも今回の講座を終えて、今後やりたい2つのことが見えてきました。

    それは、

    大切な誰かを助ける「世の中にあって良かった」を作れる人になりたい

    好きな人や物の良さを、分かりやすい文章で書ける人になりたい

    です。

    来年は、ブログなどを根気強く書き続け、ライターとしても成長したいです。

    夢

    たしかに講座の内容はレベルが高く、今回だけですべてを理解できたわけではありません。

    でも、2つのテーマをもって進む中で「あのとき話していたのは、このことか」と腹落ちする日がくると思っていますし、今からその時が楽しみです。

    どんな仕事・役割・人生であっても役に立つ、本質的なことを学べた講座でした。

    柴田さん中原さんシバジムの皆さま、すてきな講座をありがとうございました。