行正り香さんのトーク&食事会〜2025広島アンデルセン | LEARN & SHARE      
    
 
     

行正り香さんのトーク&食事会〜2025広島アンデルセン

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    アンデルセン広島

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    ハロハロ〜、えひめのMiho(@ehime_miho)です。

    今年も広島アンデルセンのデンマークフェアにて、行正り香さんのトーク&食事会が開催されました。

    テーマ「自然のままに、ヒュッゲしよう!」のもと、全館をあげてデンマークの食や暮らしが紹介されていました

    楽しかったひと時を思い出しながら、6月10-11日の2日間についてレポートします。

    ※ヒュッゲとは、デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かで居心地のよい雰囲気」の意味です。

    ◇アンデルセン>>デンマークフェア2025 特設サイト

    1日目「インテリアをガラリと変えるヒュッゲな灯りライフ」

    トーク&ディナーの会場は5Fスカンジナビアホール。

    天井には“光の彫刻”と称されるPH アーティチョークが灯され、心地よさと美しさにあふれていました。

    美しさといえば……り香さんも!頭のてっぺんから足の先まで、なんと華やか&キュートなんでしょう。

    心地よいインテリアへの鍵は?

    料理家としてはもとより、インテリアコーディネーター&リフォームプランナーとしても近年ご活躍中の行正り香さん。

    まず近代照明の父ポールヘニングセンの「昼は夜にはならない」の言葉を紹介され、自然のサイクルつまり「暗さ」を受け入れることから始めましょうと提案されました。

    谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』にあるように、日本人は本来暗さを大切にしていました。戦後は蛍光灯が普及し、部屋全体を白い光で満遍なく明るくするようになりました

    例えば、一灯式の天井照明や複数のダウンライトで部屋をピカピカに明るくするのを見直すと…

    「普通のご飯がエンターテイメントになり、会話も愚痴から豊かな内容へと変わりますよ」と

    行正り香 インテリア
    雑誌モダンリビングno.280(p.137)より

    ◇写真参照:複数の光を組み合わせる「多灯」が照明計画には欠かせないそうです(PHアーティチョーク、PHテーブルランプ、キャンドル使用)

    「PACDR(パクダー)五灯式照明術」

    とはいえ、具体的に何をどうすればいいかわからない人も多いかもしれません。私もそうです!

    り香さんは、「ワインでほろ酔いになる前に『パクダー』だけ、覚えて下さいね」とおっしゃいました。

    パクダー(PACDR)とは、行正り香さんが自身の経験と探究から導き出した照明のテクニックのこと。

    P:ペンダントライト(天井から空間を照らすメインの光)

    A:アクセントライト(スタンドなど彩りを添える光)

    C:キャンドルライト(心地よさを演出する柔らかな自然の光)

    D:ダウンライト(壁や絵画などを引き立てるスポット的な光)

    R:リフレクションライト(鏡や窓、ガラスブロックに反射して空間に広がる光)

    これら5つを意識して灯りを配置し、色温度や明暗のバランスを調整できる調光機能を取り入れると、陰影のある落ち着いた空間が生まれます(り香さん)

    詳しくは、建築雑誌モダンリビングno.280の特集をご覧ください。

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    ◇色温度については、記事『行正り香さん「日本の照明は明るすぎる」暮らしが変わる光の位置、色温度、電球の選び方』をご参照ください。

    また、今年開催された「北欧の灯り展」の図録もおすすめです。

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    数多くの照明器具とデザイナーが紹介されて見応えがあります♪

    ディナーMunu

    ディナーMenu
    ・トマトとカニ缶 きゅうりとサラダ仕立て バジル添え
    ・ローストビーフのグリーンソース
    ・ひよこ豆と野菜のヘルシースープ
    ・真鯛のマンゴーソース
    ・アーモンドケーキの生クリームがけ コーヒー

    ワインもパンもとびきり美味しかったなあ♪

    「大阪・関西万博、とっても良かったわ〜!また行きたい」とニッコリのり香さん。

    よし子お母様と、たくさん歩いて満喫されたそうです。

    2日目「自然に楽しく、ヒュッゲなごはんライフ」

    二日目のトーク&ランチ会は「気楽に人を招いて、食事会をするコツ」がテーマ。

    著書「がんばらない平日レシピ」を参考に、実例を交えながらお話し下さいました。

    詳しくは本を見ていただくとして、すぐやってみたくなった内容は

    ◇テーブルクロスは「舞台」〜おすすめ素材は「麻」、色はベージュ・パープル・紺(和食も映える)

    ◇サラダの葉は種類を多くまぜるほど美しい〜冷水にさらしたら水切り(OXOのスピナーを愛用)をして冷蔵庫で30分(ペーパータオルをかけておく)

    ◇サラダは食べる直前にドレッシングをかける(先にオリーブオイルを葉に少量かけコーティングするとベチョっとしにくい)

    ◇調味料に投資する〜オリーブオイルは2,000〜3,000円、塩はカマルグの塩・藻塩などを愛用

    ランチMenu

    ランチMenu
    ・ライ麦全粒カンパーニュとクリスピーデニッシュポーク 赤キャベツのマリネ添え
    ・ゆで鶏と豆のメインサラダ&バジルトースト
    ・簡単ラザニア グリルトマト添え
    ・レモンケーキ アメリカンチェリーとオレンジソース コーヒー

    お料理やワインについて、スタッフの方のお話しにもわくわくしました。

    デンマークバターを塗って頂くパンがこれまた格別…おかわりしちゃいました 笑

    サイン会直前の、り香さん。

    来年も元気にお会いできますように。

    終わりに

    毎年6月、愛媛から広島アンデルセンに出かけるようになって15年以上が経ちました。

    小さかった子どもたちも大きくなり「泊まりで行っといでよ」との言葉に甘え、素敵な生・り香さんのトークを聴いたり、ほっぺが落ちそうに美味しいお食事やワインをいただくのはまるで夢のようです。

    毎年顔を合わせるうちに、楽しくおしゃべりのできるお友達もできました。

    り香さんと広島アンデルセンさんの繋いでくれるご縁に、感謝でいっぱいです。

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