春の京都へ。歩いて、食べて、少し整う一日半

4月中旬、京都を旅した。
風がやわらかくて、歩いているだけで気持ちが少し整っていくような時間だった。
目次
旅の始まり、松山空港でゆっくりと

朝9時の空港、人生で初めてビジネスラウンジを利用してみた。
コーヒーを飲んだり小さな編み物をしたり。
ゆっくり旅モードに入っていく感じが、心地いい。
大阪空港着陸
12時過ぎ、リムジンバスで京都へ向かう前に551蓬莱でホカホカのちまきを2つ買って食べる。

海鮮と栗・鶏肉のちまき……旨〜い!
一人旅の食事は、気の向くままちょっと軽め、がしっくりくる。
懐かしい味と、京都の空気にふれる午後
13時半、京都駅着。10年以上ぶりにイノダコーヒーへ(八条口支店)。

『アラビアの真珠』を、定番のミルク&砂糖入りで頂いた。
酸味とコクが味わい深く、昔の記憶よりずっと美味しかった。
14時過ぎ、市バスに乗って河井寛次郎記念館へ。

障子の向こうにはヤツデに竹などいろんな木々が植っていて、目に優しい。

2階の部屋に、青い花瓶にピンクの蘭が生けてあった。

この色の組み合わせ、すごく好きだなあ。
いつまでも離れがたく、しばらく座って前から後ろから見つめていた。
春の京都を歩く、やわらかな時間
15時、河井寛次郎記念館からホテルまでは案外近いと分かり、歩くことにした。
京都国立博物館の南門まで来ると、サトザクラが咲いていた。

空の色にくすんだピンク、美しい。
いつものホテルと甘いもの
16時半、京都駅八条西口から徒歩3分の「レフ京都八条口 byベッセルホテルズ」にチェックイン。
開放的でウェルカムドリンクが豊富なラウンジ&バーが気に入って、3度目の宿泊だ。
さっそくラウンジで、JR京都伊勢丹で予約購入した『出町ふたばの豆大福』を頂く。

宇治の煎茶を一気に三煎。
菓子研究家・福田里香さんのインスタで見かけて、どうしても食べたかったんだよなあ。
塩気強目のお豆となめらかなあんこ…幸せ。
本に会いに行く、夕暮れ
17時半、心地よい風に誘われてホテル近くのイオンモールへ。
行正り香さんの新刊に出会いたくて、本屋に行ってみる。

本は翌日の講演会で配られるのだけど、なんだか待ちきれなくて。

あったあった、ありました!
インテリアコーナーの一等席で放つ存在感、立派だなあ(心の中でひとり拍手)。
ちょっと小ぶりかと思いきや、手に取るとずっしり重い。
明日のお話がますます楽しみになった。
夜の京都と、気軽なごちそう
ほくほくした気持ちのまま、夜の京都タワーや空中径路を巡った。
11階分のエスカレーターをぐんぐん昇っていたら、これまで「謎の迷路」でしかなかった京都駅が「なんか好き」ってなった。
20時、ホテルから徒歩4分の居酒屋「あいよっ!」で串カツとビールを。

柴漬けタルタルと牡蠣の相性が良すぎた。
これで1,500円ポッキリとは……お、お安い!
朝のごちそうと、少し特別な時間へ
6時半、ホテルのラウンジにて「包む -tutumu- 朝ごはん」のビュッフェ。
海外の観光客で賑やかに混み始めていたけど、窓辺の席に座れてラッキーだ。

「黒毛和牛と南禅寺の豆腐すき・牛寄せ鍋」まで……なんと贅沢!

7時半、「次もこのホテルに決めた」と心で頷きながら、デザートまで食べきった。
さていよいよこの旅のメインイベント、行正り香さんの講演会へ向け出発しよう。
ホテル前でお友達Yさんと待ち合わせて、京都テルサまで歩く。
北欧インテリアの話を、京都で
講演会は、本『照明と家具から始める 北欧インテリア』を手元にゆっくり進んでいった。
り香さんとカメラマンを務めた長女・かりんさんのお話に、じっくり耳を傾けた90分間。
ドキドキしながら手を上げて質問したあの時間も、今思うと優しい記憶だ。
あの一日半の時間は、いまも静かに続いている気がする。









