東京で北欧家具を巡る①|表参道編 「好き」を確かめる旅 | LEARN & SHARE      
    
 
     

東京で北欧家具を巡る①|表参道編 「好き」を確かめる旅

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    表参道

    5月の東京滞在中、いくつかの北欧家具ショップを巡りました。

    以前なら「素敵な空間だな」と眺めるだけだったお店も、今は少し見方が変わっています。

    気になっているチェアを実際に見てみること。
    照明のサイズ感や佇まいを確かめること。
    そして、自分が思い描いている方向性に違和感がないか、気持ちが自然にわくわくするかを確かめること。

    わが家のインテリアリフォーム計画が少しずつ進む中で、今回はそんな視点でショップを歩いてみました。

    写真とともに、その記録を残しておこうと思います。

    ショップ選びは、行正り香さん新刊「北欧家具ショップの巡り方〜インテリアの目を育てる旅」(p.68〜)を参考にしました。

    ◇参照>「そうそう買えない値段だからこそ」失敗しない北欧家具の買い方【行正り香の北欧インテリア】

    ⒈HAY (ヘイ)

    まず一軒目はHAY(ヘイ)へ。

    ショップ内は多くの人で賑わっており、明るくポップな印象。

    家具(チェア、テーブル、ソファなど)のほか、照明、食器、ステーショナリー、小物等たくさんの商品がありました。

    買いやすい価格の物も多く、生活に北欧デザインを取り入れる入り口になりそうなお店だと感じました。

    初夏らしい色のガーデン家具は、やはりグリーンと合わせると映えますね。

    ⒉ACTUS (アクタス)

    次は青山のACTUS(アクタス)へ。

    ショップに入ってすぐ、ルイスポールセンのPHスノーボールとソファのコーナーがありました。

    照明をが低く設置してあり、座ってもその美しさが目に入るのが素敵だなと感じました。

    ACTASでは、様々なブランドの家具を照明やラグ、観葉植物や小物まで含めたトータルコーディネートで見ることができました。

    観葉植物もたくさんの種類があり、葉の形だけでも迷ってしまうほどです。

    吊り下げるタイプもいいけれど、どっしりとした置き型のサボテン系に惹かれました。

    こちらは、オーレ・ヴァンシャーがデザインしたOW149(コロニアルチェア)。

    ウォールナットと黒のレザーがかっこいいはずなのに、なぜかしっくりこない。

    周囲にラグやアートがなく、椅子単体で置かれていたからかもしれません。

    わが家のリビングにチェアをおいたら、ぜひラグを合わせよう。壁にも何か飾ると良さそうです。

    家具の色が濃い茶だったら、グリーンの入った絵がいいかも?

    こちらは北欧の照明、FLOSのFRISBI(フリスビー)。以前から「なんか好きだなあ」と思っていました。

    真下には明るい直接光が、半透明のセードからはソフトな光が広がって唯一無二って感じ。

    でも少し離れて見た時に、何だかちょっと違和感(個人的な感想です)。

    テーブルも丸いから、かもしれません。テーブルの素材が木だったらどう見えるのかな?

    名作家具や照明を部屋に置いただけでは素敵にならない、全体のバランスを考えないと!と感じました。

    (一点豪華主義では心地よい部屋にはならなそう……。予算配分も考えないと泣)

    ⒊Artek (アルテック)

    3軒目はフィンランドのメーカー、Artek(アルテック)へ。

    ショップに入るとすぐに「かもめ食堂の世界だ!」と、北欧モダンの心地よさに心躍りました。

    店内を巡りながら、20年前に家を持ったときに描いていたのはこの雰囲気だったと気が付きました。

    ただ当時は、「Artek」のブランド名までは辿り着けず、憧れのまま時が過ぎたのでした。

    フィンランドバーチ材のテーブルに、新作の「ビューティーバージョン」のドムスチェアを合わせて。

    アルテックは、照明器具も豊富。

    洗練されたデザインで爽やか、それでいてどこか愛らしい。

    「やっぱり素敵、アルテック!」と、幾つも欲しくなりました。

    しかし、ふともう一人の私が呟きます。

    「わが家の床材は、濃い茶。あの床材にすっきりモダンなアイテムは合うかな……?」

    たしかに。

    あの暗めの床にモダンな照明を合わせても、かもめ食堂の世界観にはならないな〜泣

    なんというか、もう少しクラシック寄りの、大人っぽい雰囲気が強めの照明や家具が合う気がする。

    最後に、天井が高く自然光がたっぷり入る地下へ。

    一つずつ、近寄ったり離れたりしながらゆっくり見せてもらいました。

    左の白いラウンジチェア(42 アームチェア)は、柔らかくしなる一枚の合板からなる座面と背もたれが特徴的。

    そこに座って目を閉じ「私は、どんな椅子を迎えたいの?」と自分に問うてみました。

    浮かんできたのは、「ゆっくり編み物のできる椅子、コーヒーを飲みながら庭のバラを眺める椅子」という答えでした。

    じゃあ、そのための椅子ってどんな条件かな?

    ・体に優しく触れる自然素材(ウールや革?)

    ・背もたれが後ろに傾き過ぎない(腰がしゃんとする)

    と、イメージがちょっとづつ固まってきました。

    どうやら55歳からの部屋作り(私の場合)は、

    カジュアルさやポップさよりも、

     

    心身ともに安らげるデザインや素材を優先するのが良さそうです。

    ショップを巡りながら、少しずつ「わが家らしい心地よさ」の輪郭が見えてきた一日でした。