ピアノ初心者でも合格できた、保育士実技試験「音楽」の練習法
こんにちは。子育てと仕事をしながら独学で保育士試験に合格した、えひめのMiho(@ehimemiho)です。
今日は、ピアノ初心者だった私が保育士実技試験「音楽」に合格した練習法や考え方をご紹介します。
私は筆記試験と実技試験をそれぞれ二回受験し、平成28年度に合格しました。
・音楽レベルは、幼稚園の頃オルガンを習っていたが和音でつまずいてやめた
・保育士試験実技の練習をするまで、両手でピアノを弾いた経験はほぼゼロ
ピアノ初心者なのになぜ「音楽」を選択したかというと、人物の絵を描く自信が全くなく、当日まで課題がわからない「造形」では絶対に受からないと思ったからです。
「音楽」は事前に課題曲がわかっているので、自分のレベルに合った楽譜で特訓すれば、なんとか合格できる!と思いました。
目次
1回目受験では1点足らず…不合格に
実技試験は50点満点で、同一試験で「音楽、言語」の二つともが6割(30点)以上あれば合格です。
1回目〜不合格(平成28年度・前期)
一回目の音楽は29点、わずか一点に泣き「不合格」でした。
2回目〜合格(平成28年度・後期)
二回目は29点から11点アップし、40点で合格しました。
合格への4つの対策
⒈歌に集中できる簡単な楽譜を選ぶ
⒉ミスタッチをしても、弾き直さない
⒊「一発で弾いて、ノーミス」を徹底練習
⒋グランドピアノに慣れておく
順に説明していきます。
⒈ 歌に集中できる簡単な楽譜を選ぶ
不合格のあと再度「受験の手引き」を読んだところ「児童に歌って聴かせることを想定して」とありました。
さらに、求める力について「保育士として必要な歌、伴奏の技術、リズムなど、総合的に豊かな表現ができること」とありました。なので私は、
・歌を中心に表現をしようと、割り切った
・楽譜は、左手が和音でない簡単なものを厳選した
ユーキャンの教材に掲載されていた楽譜。
ピアノ経験者の方にはきっと簡単すぎるレベルの楽譜なんでしょう。でも、ピアノ初心者の私には難しすぎました。なぜなら、左手の和音だからです。
1ヶ月やってもうまくならなかった…。
参考>>>ユーキャンの保育士試験合格指導講座(実技試験合格対策コース)
実際に使用した楽譜
この楽譜は、左手の動きが(初心者の私には)ちょっと忙しいのですが、和音ではなく単音なのがポイント。
両方の楽譜を弾き比べたところ、和音の場合はミスタッチをしたときの「まちがえちゃった感」がすごい…汗 減点をさけないとまた不合格になるため、和音なしの楽譜に変更しました。
(この楽譜は、知人のピアノ講師に探してもらったもので、出典は不明です。初心者向けの楽譜を探すには、楽器屋などの楽譜コーナーで店員さんに相談するといいかもしれません。)
歌い方のコツ
初めての試験では歌声が試験官に届かなくて焦りました。試験会場は階段状になった大学の広い音楽教室で、試験官に背中を向けるレイアウトでした。声の響きが家とは全くちがったため、めちゃくちゃあわてました。
対策として、再受験までの練習で「大きな明るい弾むような歌声を、離れたところまで届ける」ように徹底しました。
⒉まちがえても弾き直さない
実際の試験では、ミスタッチがあっても戻ったり止まったりせずに歌い切ることが大事です。
不合格後の練習では、どこでミスタッチしてもあわてないようにランダムな箇所から弾き始める練習も繰り返しました。
⒊「一発で弾いて、ノーミス」の徹底
試験会場では控室での音出しや練習が一切禁止なので「本番一発勝負」の試験です。
朝家を出て数時間後、遠方から泊まりで受験のかたは数十時間後に指や喉を実際のピアノで慣らせないまま試験本番ということです。だから、家で練習するときにも、
・皿洗いが終わったらおもむろに弾いて歌う
・寝る前におもむろに弾いて歌う
を繰り返しました。
⒋グランドピアノに慣れておく
ピアノ初心者はグランドピアノに慣れておきましょう!
私のケースでは、練習していた電子ピアノと鍵盤のタッチや音の響きがまったくちがったため頭が真っ白になり、ミスタッチを連続してしまいました
グランドピアノに慣れるために私は、楽器店のピアノ室を30分間×三回借りて練習しました。
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