公開!【保育士実技試験】ピアノで不合格になった理由と対策4つ

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    グランドピアノ

    こんにちは。子育てとフルタイムの仕事(理学療法士)をしながら独学で保育士試験に合格した、えひめのMiho(@ehimemiho)です。

    今日はわたしが保育士実技試験の音楽表現(ピアノ)で不合格となり、2回目の受験に向けて考えた、原因と対策の話しをします。

    毎回、実技試験が近づくとよく読まれる、2016年9月15日のアメブロの記事「保育士実技〜ピアノの練習」をさらに読みやすく加筆/編集して掲載しました。

    実技試験合格の通知
    実技試験合格の通知

    音楽表現の採点は50点中、1回目が【29点】で2回目が【40点】でした。

    ぜひ、下記の関連記事とあわせて読んでいただき、ピアノ初心者の方でもサクッと合格して頂ければうれしいです♪

    関連記事>>>「ピアノ初心者でも合格できた、保育士実技試験「音楽」の練習法」

    関連記事>>>「保育士実技試験(音楽/言語)の直前にやってよかった対策2つ」

    選んだ曲は、「かたつむり」と「おばけなんてないさ」

    一点足りずに不合格…

    保育士実技試験「不合格」の通知から1ヶ月あまりが経ち、ピアノの練習をやっと再開しました。

    一回目の受験まえに「実技試験は9割近い合格率」という記事を目にしていたため、「少しミスタッチはあったけど、ギリギリ合格してるはず!」と思っていました。

    でも、結果は一点足らずに不合格…。言語表現は、32点で合格ラインを越えていたのに残念すぎました。考えが甘かったのです。ショックから立ち直り再びピアノに向かうまでには少し時間が必要でした。

    保育士の実技試験は「造形、音楽、言語の」三つの表現から2科目選択して受験します。同時に2科目とも6割以上の点をとれば合格です。

    私はピアノを習ったことはありません。幼稚園の頃にオルガン教室に通ってはいたものの、とにかく練習をしなかったので和音につまずいてやめた、そんなレベルです。

    ピアノの実技で2回目も受験した理由

    それでもなぜピアノの実技を選択したかというと、造形「保育所(園)での子どもと保育士との生活や遊びの一場面を表現する」の絵のテーマが、当日次のように発表されるからです

    <問題>【事例】を読み、次の4つの条件をすべて満たして、解答用紙の枠内に絵画で表現しなさい。

    【事例】J保育所で、動物園へ遠足に行きました。ふれあいコーナーで動物にエサをあげたり、抱っこしたり、みんな楽しそうにしています。

    条件
    1.動物とふれあっている様子を描くこと。
    2.動物園の様子を背景に描くこと。
    3.子ども2名以上、保育士1名以上、および動物を表現すること。
    4.色鉛筆で色をつけること。

    合格レベルの絵を見て「これは描けそうにない…当日の試験で初めて課題がわかるなんて、難易度が高すぎる。造形表現は無理だ」と直感しました。

    対して音楽表現は、

    ・あらかじめ課題曲が分かっているので練習ができる

    ・楽譜は自分のレベルに合わせたものを選んでよい

    ・ピアノの技術の高さより、歌が重要視される

    という点で、例えピアノ初心者の私でも造形に比べて合格に近いと判断しました。

    保育士試験ピアノ
    ユーキャン〜実技試験対策の教材

    参考教材>>>ユーキャン「2019年版 保育士実技試験合格対策コース

    不合格になった4つの原因と対策

    不合格になった後いろいろな体験談などを読み、自分がダメだった原因を分析、原因は大きく4つあることがわかり、それぞれに対策を考えました。

    ①本番のグランドピアノの音の大きさにビックリ、プチパニックになった

    試験当日が、人生で初めて弾くグランドピアノ…(ナメてた 笑)。パカーンと開いた大屋根(フタ)、会場は階段状の大きな音楽室。ピアノの音がとにかく響くので、おどろき慌ててしまったのです。

    その結果、弾き始めのテンポが不安定になり、歌い出しも喉がつまって声が小さかったと思います。

    お腹から声を出して、滑舌よく歌わないと、試験官のところまで声が届かないのです!とても焦りました。しかも、保育士になりきって笑顔でなきゃいけないのに…あぁ無理〜泣

    →【対策】二度目の受験までに、楽器店のピアノ室を30分間×三回借りて練習しました。グランドピアノに慣れ、その音にかき消されないよう、大きな声ではっきり明るく歌えるよう、スマイルで練習しました。

    ②二曲目「おばけなんてないさ」でミスタッチが2回あった。

    ミスタッチはあっても、中断したり弾き直しもしなかったから「大丈夫、ギリギリ合格しているだろう」と思ったらダメでした。

    →【対策】楽譜は自分に合ったシンプルなものにして、ミスタッチ<ゼロ>をめざそう!ミスタッチがあると、焦って歌にも影響するから。左手和音の楽譜は、まちがえた時の音のダメージが大きいから避けました。

    ③服装が軽かった/入室から弾きはじめの態度の誠実さに欠けた?

    →【対策】服装は、襟付き白ブラウスに清楚なスカートかパンツにする。一回目はクロップトパンツにオレンジのギンガムチェックのブラウスだった…(ヒドイ 泣)試験官の印象が悪かったのでしょう、ここがきちっとできていれば、一点足らずに不合格にはならなかったでしょう。

    2回受験して感じたことは、試験会場に入ってから出るまでの態度も採点対象だということです。就職面接をイメージして、キビキビとした態度と笑顔でのぞむことが大事です。

    ④歌う時の表現が乏しかった。保育士になりきれてなかった。

    →【対策】照れや恥ずかしさを捨て、保育士になりきって目の前こども達に歌って聴かせる気持ちになること。

    家での練習から本番だと思って練習する。「歌い出しはとにかくはっきり明るく、弾んだ声。表情は口角をあげて」

    試験本番は緊張して表情も硬くなるから、ほっぺたをほぐす準備体操をしました。トイレに行ったらニッコリスマイルを鏡でチェック。声を出さなくてもできるから待ち時間にグー!

    ピアノ演奏

    終わりに

    今日は、私がピアノでの実技試験に不合格になったときに考えた、原因と対策について紹介しました。

    ピアノを習っていた方なら簡単な曲も、初心者にはとても難しいですよね。弾くだけではなく歌いながらなので、なおさらです。

    でも、毎日コツコツ練習すればきっと大丈夫!具体的な練習方法は「ピアノ初心者でも合格できた、保育士実技試験「音楽」の練習法」に書きましたので、ぜひ参考にして下さいね。

    合格をお祈りしています。

    ではでは!また読みにきてくださいね〜。今日もありがとうございました。

    関連記事>>>「保育士実技試験合格のコツ〜言語表現」

    関連記事>>>「保育士実技試験(音楽/言語)の直前にやってよかった対策2つ」

    関連記事>>>「ピアノ初心者でも合格できた、保育士実技試験「音楽」の練習法」

    関連記事>>>不合格からの勉強法〜「教育原理」合格のための3つのポイント!