教えて行正り香さん!インテリアのQ&A【大阪講演会】

  •   

    みなさんハロハロ〜!

    昨日のブログ>>>「行正り香さんに学ぶ、ヒュッゲなインテリアの作り方」に続いて、今回は【質問コーナー】をシェアします。

    「それが聞きたかった!」という、インテリア好きな方のお役にたてればうれしいです。

    目次

    Q1 素敵なインテリアにするまえに家が散らかっています。片付けはどうしていますか?

    A1 「定位置、定量」を徹底しましょう

    「定位置、定量」とは収める場所と量を決めること。

    ・ジーンズなら最適の一本以外はサヨナラするなどして量をしぼる。

    ・どこに何をどれだけおくか決めて「それをキープするだけ」にすれば、家族も迷いがなくなり片付けやすい。

     掃除も楽になる。

    り香さんの家では散らかった物を入れるクローゼットをひとつ決め、探す人はそこを探せばいいようにしている。

    それで互いのストレスを減らしているそう。

    Q2 理想のものと似た物を探すとき、何を手がかりにしますか?

    A2「検索する力」を高めましょう

    行正り香さんが韓国に行ったときの例で説明すると、

    ①ショップに飾ってあった絵がステキだった(浮世絵みたい、色もすてき。モチーフの鳥もかわいらしいな

    飾っている店の人に聞くキーワードが見つかる(韓国に古くからある民画らしい)

    ネットで検索し、民画についてどんどん深掘りする(「好き」の解剖)

    高台という場所に良いギャラリーが多いらしいと分かる

    ⑤ここで初めて実際に行く、「足で稼ぐ」

    (子供さんたちをスイーツで誘いながらキャラリー巡りをしたそうです笑)

    「検索する力」とは、よい情報に近づくチカラです。

    「好き」をどんどん解剖し、解像度を上げることが大事です。

    Q3 若い頃に憧れていた絵画をやっと手に入れましたが、今のインテリアに合いません。どうしたらいいですか?

    A3 額装でインテリアと絵をなじませる

    絵と額装の重要度の比率は、7:3いや6:4と言っていいと思います。

    モダンな絵にクラシックな額を合わせてクラシックなインテリアになじませる、など工夫のしどころは多い。

    本「行正り香の家作り(Amazonへ)」で説明すると、p 63のブルーの額装をみて下さい。

    この絵は、部屋とのバランスでいえばサイズが小さかったので、マットを広くかつ青にして統一感を作りました。

    そうして絵を大きく見せ、価値を高めるようにしたんですね。

    額縁の金色は一度塗ってから部分的にヤスリをかけてアンティックに見せています。

    本「行正り香のインテリア」p 90に自分で額装するヒントが掲載されています。

    Q:4 夫とインテリアについて好みが合わず、反対されます。どうすればいいでしょうか?

    A:4 「私」だけが変化しないで、互いに歩みよる

    インテリアを変えたい!と思ったらビジネスと同じと考えましょう。

    ①アイデア、②交渉術があって初めて③予算がつきます。

    多くの方にとって越えなければいけない相手=夫でしょう。

    話し合い、巻き込むことが大事です。

    交渉のこころえとしては、「人は体験したことのないものは排除する」と知っておく。

    だから「まずは実験させてほしい」と提案して、夕食の時だけ照明を落として音楽をかけるなどしてみましょう。

    人間は本能的に、食事を暗い空間で食べると親密になり、心地いいと感じます。

    これを感じてもらいましょう。

    夫も家族も心地よくなるように互いに歩み寄って、「私だけが変化しない」ようにしましょう。

    Q5: り香さんのキッチンには炊飯器がなく美しいですが、家電はどうしていますか?

    A5: 美しくない家電は「買わない」or「隠す」

    日本の家電はクルマといっしょで男性がデザインしている。だから機能ばかり多くなって大型化し、デザインはなかなか美しくならない。

    炊飯器はどうやってもおしゃれではないから買わないで、鍋で炊飯している。

    炊飯器のスペースに美しいスタンドを置くことで、リビングとのつながりができた。

    本「行正り香の家作り(Amazonへ)」のp 32参照。

    また、美しいキッチンのためにはカウンタートップのシザーストーン(人工大理石)が効果大。

    シザーストーンは、コンフォート株式会社(HPへリンク)で購入/施工。

    さらに言うと、テレビも大きすぎると思います。

    あのドーンとした大きさで、にぎやかな番組を観られたら心地よい空間ではなくなりますね。

    今は家族がそれぞれのスマホやPCでコンテンツを楽しむ時代になりました。

    持ち運べるTVTOSHIBAの32型)を、必要に応じて運んで観る…で十分良いです。

    Q:6  り香さんの話しはとてもわかりやすいです。「整理して話す」ひけつを教えてください。

    A:6  結論を最初にもってくる話し方を心がける

    日本語と英語の文の組み立てのちがいから説明します。

    日本語は起承転結で結論が最後にきますが、英語では最初に一番伝えたいことがきます。

    話すときには頭の中で、英語のようにはじめに結論をもってきて、そこから逆算して理由などがくるよう組み立てる作業をしています。

    これを何回も繰り返し練習するのです。

    カラオケEnglishとおなじで、声に出すこと・繰り返すこと・人に会ってアウトプットしましょう。

    この連続で、整理された話し方ができるようになります。

    Q:7 海外ではカーテンはインテリアの装飾として重要だと言われます。カーテンについてどう考えますか?

    A:7 カーテンは面積が大きいので重要

    日本では海外に比べて住宅が狭いので、カーテンを閉めると窓からの厚み分のスペースが狭くなってもったいないと思います。

    レースとカーテンを合わせての2枚分の厚みはけっこう大きい。

    対して欧米では家の空間が広く天井も高いので、カーテンを装飾として使えるのです。

    「どんな窓の外の景色か?」もカーテンを選ぶ決め手になります。

    り香さんの家は、高層マンションで窓の外は隅田川という環境。

    人の目をさえぎる必要はなく日光だけをさえぎりたいので、ロールカーテンを採用して和の障子の感覚で使っているそう。

    本「行正り香のインテリア」p 61〜「窓を効果的に使う」も参考になりますよ!

    Q:8 カーペットの利点は何でしょう?

    A:8 欧米などではカーペットの方が上質という考えもある

    日本のフローリングで上質感を出したかったら「無垢材」ですが高価です。

    次のランクは「突き板(表面材だけが無垢材)」で、さらに安価なのが「合板」や「クッションフロア(塩ビ)」になります。

    床材を服に例えると無垢材は肌触りの良い天然素材の麻、合板は化学繊維のポリエステルに例えルことができます。

    実はウールのカーペットなどは「合板」の価格でできるので、選択肢のひとつにくわえてはどうでしょうか。

    そして、カーテンもカーペットも買える価格帯のものではなく、まずは上質なTOPのものを見て目を肥やしましょう。

    例→川島織物(HPへリンク)コンフォート株式会社などのショールーム。

    本「行正り香のインテリア」p 23〜床材の考え方が掲載されています!

    Q:9 夫がサラウンドシステムを買ったが、家のインテリアと合わず困っている。どうしたらいいでしょうか?

    A:9 これは困った、なかなか難しい

    日本の音響システムは、イコール家電(テレビ脇にスピーカーなどを立てるタイプ)なので残念ながらデザインは優先順位が低いんですね。

    だから一つのアイデアとしては照明で目立たないようにしたり、置き場を変えて夫用の音響スペースを別に作る…というのはいかがでしょうか?

    おわりに

    いかがでしたか?

    インテリアの「お悩みあるある」に、行正り香さんがたっぷりと丁寧に答えて下さいました。

    会場は時間をオーバーしての大盛り上がり。

    勇気を出して手を挙げ、切実なお悩みを相談された皆さまの姿にも感動しました!

    ではでは、またきて下さいね〜♫