【2020年/新春】松島理恵子先生のお花の会@行正り香さんスタジオ

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    お花の会

    こんにちは〜!えひめのMiho(@ehimemiho)です。

    今日は行正り香さんのスタジオで1月11日に開催された、松島理恵子先生のお花の会の様子をレポートします。

    実のところ私は、お花のレッスンはまだ2回目、スタジオへうかがうのも一年半ぶりでした。

    ゴロゴロとスーツケースを転がしながら、ひとり会場へ向かっていると、緊張でドキドキしはじめました。

    「どんな方が集まっているのかしら?お話できる気の合う方が見つかるといいんだけど」…やばい! お腹まで痛くなってきました。

    でも!その3時間後には、緊張なんて江戸川?にドボンと消え「来てよかったな〜」と、心から思ったのです。

    なので今日は、「お花の会に行ってみたいけど、ちょっと不安」「一人で行っても、楽しめるのかな」と、参加を迷っている方に向けて書いてみます。

    写真を多めでわかりやすく書いてみますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ♪

    乾杯!と行正り香さんのお話し

    エレベーターを降りスタジオのドアを開けると、そこには本の通りのステキな空間がパァーーッと広がっていました。

    行正り香さんお花の会
    スタジオ〜どこに座っても自由です

    参加者一人一人の花材が美しく用意され、どこかスパイシーな甘い香りがただよっています。

    行正り香さんお花の会
    となりのお部屋の大きなテーブルにも花材が

    り香さんの選んだMusicは、バレエの有名公演が目白押しな一月にちなんで、チャイコフスキー。スタジオ全体に、華やかでおめでたい魔法がかかったようでした。

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    まるで夢のような雰囲気にポ〜としていると、り香さん自ら乾杯の準備をして下さっていました。お酒を飲めない方にも、同じグラスで甘いシュワシュワが用意されていましたよ。

    シャンパンと行正り香さん
    娘さんもお手伝い

    みんなでまずはカンパーイ!

    行正り香さんのファッション
    お洋服も立ち勢も、美しい!

    泡で乾杯したあとは、恒例の行正り香さんのお話しタイムです。

    行正り香さんのお話し
    30人弱の参加者が、聴き入っています

    り香さんが年末年始に観た、二本の映画の話をして下さいました。

    まずり香さん絶賛の『男はつらいよ お帰り 寅さん』。日本の良いところをたっぷりと盛り込んだ演出に、とにかく感心したそうです。寅さんの映画では、風鈴やカキ氷など、日本の四季の風物詩が丁寧に描かれているんですね。

    なぜ、そこを素晴らしいと感じたか?

    理由は、映画を作る人が「どんな音だったらば、冬の心地よさを引き出せるか」と「音」を大切に映像を作っているから。り香さんはそのことに気がついて、感動したそうです。

    もう一つは『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。

    この映画は、2016年から大ヒットした「この世界の片隅に」に、約40分の新規場面を付け足した別バージョン作品(長尺版)です。

    り香さんによると「完全版の魅力は、監督が好きに編集しているところ」だそうです。監督が一番伝えたいメッセージは何かな?と考えながら観たそうです。

    そこで、すずさんが繰り返し言った「よかった」という言葉に出会いました。戦争で何一ついい事なんてないのに、「死なんでよかった」「片腕が残ってよかった」と言える強さ…。

    それは「ありがたい、おかげさま」の精神(神道)ともつながる、日本人が根本的に持っている「強み」だと思う、とおっしゃっていました。

    松島理恵子先生の、デモンストレーション

    さて、お次はいよいよお花の時間です。

    松島先生から花材の説明がありました。名前の由来、花の特性、持ち帰ってからの上手な咲かせ方など、丁寧でわかりやすかったです。

    松島理恵子先生のレクチャー
    花材は「フリージア、アオモジ、リキュウソウ、アスパラ」

    エレガントにユーモアも交えてお話ししながら、あっという間にフワッと「風を感じるブーケ」を完成させた先生。

    松島理恵子先生のアレンジ
    すこし傾けて置くと、表情がでてよいそうです

    アスパラ(リーフ)の絡め方や、リキュウソウでブーケの足元に変化をつける考え方に、目からウロコが落ちました。

    お花も先生も美し〜い!

    制作タイム、そしてスイーツ

    先生のレクチャーがすんだら、皆さんの制作タイムです。花鋏だけは、かならず持参しましょうね。

    みなさんの実技風景

    立ってよし、座ってよし!皆さんのやる気も、ぐんぐん。

    先生による個人指導

    「あれ、どうやったらいいのかな?先生のマネしているつもりなのにうまくいかないわ」って時も心配ありません。松島先生にもとに行けば、優しく教えてくれます。

    先生は「お花を持つ姿勢がキレイ!」とか「持ち方を変えるだけで、ほら!形が変わったでしょ?ちゃんと出来てますよ〜」など、とにかくほめて下さるんです。

    「こんなに優しくされたことって、最近あったっけ」…と、おもわず泣きそうになりました 笑 お花の会では、ポジティブで優しい言葉があふれていています。

    チーズ&ワイン、デザートの時間もたっぷり

    いぇね、花より団子ってわけじゃぁないけれどスイーツやチーズも大きな楽しみじゃないですか?

    虎屋の練り切り

    この日は「とらや」の生菓子。フリージアの爽やかさ、アオモジの優しいグリーンと響きあう、優しい春の色を感じました。

    美しいお皿と、世界の美味しいチーズの盛り合わせ。

    チーズ色々

    ワインをお代わりしながら、チーズをを食べる頃には、すっかり皆さんうちとけて、おしゃべりが弾んでいました。

    チーズいろいろ
    クラッカーに乗せて、色々なチーズを味わえます

    キッチンカウンターの周りに皆んなで集まるこのひとときは、り香さんとお話ししたり、お友達を作るチャンスでもあります。

    夜景

    瞬く間に楽しい時はすぎて、窓の外は美しい夜景が広がっていました。ビルの間から東京タワーさん、こんばんは。テラスに出て風に当たったり写真を撮ったり、みなさん自由に過ごしていらっしゃいました。

    Mさんがいつの間にか撮って下さった一枚。

    夜景とMiho
    幸せをかみしめてる〜笑

    女子達がおしゃべりに夢中になっている間に、お花はこのとおり。理恵子先生&節子先生によってキレイに包装されていました。

    持ち帰りのラッピング
    英字新聞でラッピング、おしゃれで感激

    次の日、こちらを持ってあちこち東京観光をしましたが、持ち手が横にもあってとても便利でした。飛行機内に持ち込んで愛媛に帰ったあとも、お花はピンピン!フレッシュなままでした。

    フリージアのつぼみが次々に開き、今日もいい香りがしています。

    おわりに

    さて、今日のレポートはいかがでしたか?

    り香さんによると、ことしは昨年より多くお花の会を催す予定だそうで、初めての方にもたくさん出会いたいと仰っていました。

    応募はインスタでお知らせがあり、なんと最近は募集から30分で席が埋まってしまうらしいです!こりゃ〜迷っている時間はないですね。

    初めての方は、常連さんの中で自分が浮いてしまうのでは…と心配かもしれません。私もはじめはそうでした。でも大丈夫です!

    たった一つ大切なことは、自分から心をオープンにして、周りの方に話しかけてみることです。

    8年前に行正り香さんのイベントに初めて行こうとした時の自分に言いたい言葉があります。それは「思いきって参加すれば、人生がかわるステキな出会いと時間がまってるよ」

    ぜひあなたも、お花の会で会いましょう!

    今日もお読み頂きありがとうございました。

    またきてくださいね。

    関連記事>>【松島理恵子先生】お花の会〜2018年夏@行正り香さんアトリエにて