【行正り香の英語講座7】まとめ〜話す力は瞬間英作文で伸ばす!
みなさまハロハロ〜、えひめのMiho(@ehime_miho)です。
今日は、6/27(日)に開催された「行正り香の英語講座7」のまとめを書きます。
参考インスタ動画(IGTV)>>「行正り香の英語講座7」
テーマは「話す力は瞬間英作文で伸ばす」です。
講座資料は、「2020 行正り香英語講座(無料)全10回プログラム資料」申込みフォームからダウンロードして下さいね。
<講座7の宿題>
瞬間英作文を繰り返すことで、英語を話すことになれる練習をする
□日常でよく使う助動詞を活用したカラオケ English UNIT の UNIT で 瞬間英作文を徹底して行っていきましょう。基本2の UNIT63、66, 71 を練習しておいてください。 3秒以内にできるか?3秒以内に発して録音した自分の声が 外国人にとって理解しやすい発音か、チェックしておきましょう。
「2020 行正り香英語講座 資料」より
1. 話せるというのは、単語をしっていること、文の組み立て方を知っていること
2. 人間でいうと主語が頭、動体は動詞、足は時制
3. 日本語から英語にするアウトプットトレーニングが必要
この英語講座も、7回目になりました。
10回の講座を通してお伝えしたいのは、18歳でたまたま留学した時に「なんでこんなやり方で英語を学べなかったんだろう?」「こんな学び方があったら、もっと便利なのに!」と思ったのがモトになっています。
なぜなら、日本での英語の勉強は出口が大学受験なので、試験のための英語であって、話すための英語ではなかったからです。そして数十年後の現在も、英語の勉強法は、ほとんど変わっていません。
留学で気が付いたことは、
①発音がまったくちがう、②語順も日本語と大きくちがう、英語ではS+Vが必ず先にくるのに、日本人にはその習慣がない(主語なしでも通じる)。だから瞬間的に英作文するのがとてもむずかしい、ということでした。
①の発音については【英語講座2−3】でご説明しましたので、今日は②瞬間英作文を繰り返して話す力をつけよう!というお話しをします。
日本人がいちばん気をつけるべきは「S+V」(主語+動詞)です。
「誰が、いつ、どうした」を、文の最初に持ってくること。これを徹底して学ぶことで、英語はぐっと話やすくなります。瞬間英作文がとてもやりやすくなるのです。
今日はとにかく、「S+V」だけ覚えて下さいね!
目次
話す力は瞬間英作文で伸ばす
①話せるというのは、単語を知っていること、文の組み立て方を知っていること
英会話で英語を学ぶのは人気がある勉強法ですが、基礎がないまま英会話に通っても、英語を話せるようになりません。
なぜでしょう?それは、話すというのは、ブロックを組み立てるようなものだからです。話すためのブロックも必要だし、組み立て方も知っておく必要がありま
す。
頭の引出しから、単語というブロックを引き出す練習は、脳の中で行うこと。セルフラーニングでトレーニングできることです。
②人間でいうと主語が頭、動体は動詞、足は時制
では、ブロック(文)の組み立て方はどうすれば学べるでしょうか?
それにはまず音読がおすすめですが、音読だけをやっていても、じつは英語は伸びません。
答えは、頭の引出しから、センテンスを引き出すための練習…瞬間英作文です。
今日はセンテンスを引き出す練習を、具体的に学んでいきましょう。
注意:ここからは、実際のIGTVをみてり香さんといっしょに学んで下さいね!
教材は、カラオケEnglishの【基本文法コース3、UNIT29】です。緑のところ「音読」をやってから、次にグレーの「瞬間英作文」をやります。
ここで覚えて頂きたいのは、「S+Vだけ」。O(目的語)やC(補語)のことは、ここでは忘れて下さい。
S+Vで「誰が、いつ、どうした」を先にもってくることを、まずは心がけて英作文して下さいね。
アメリカなど英語圏では、お互いの習慣を知らない人同士が会話するとき、「誰が、いつ、どうしたか」を最初に言ってくれないと、不安になったり、そわそわ/イライラする文化です。
日本人はその習慣がないので、最初はとても難しいのです。だから、ぜひカラオケEnglishの瞬間英作文を繰り返しやって、「S+V」をかならず先に持ってくるクセを、つけましょう。
③日本語から英語にするアウトプットトレーニングが必要
英語を学ぶとき「インプットとアウトプットが大切」とよく言われます。
インプットとは、映画を英語で観る、英語の本を読む、オーディブルで英語の本を聞くなどのことですが、インプットだけをいくらがんばっても英語を話せるようになりません。
英語を話すためには「自分で声に出す、英語を書く」といったアウトプットが必要です。なかでも、おすすめしたい方法が「瞬間英作文」です。
カラオケEnglishの瞬間英作文は、声に出して録音しなければならないという、特徴があります。英作文を脳の中に止まらせないので、話セル英語につながります。
脳内の英文を口まで降ろすトレーニングだけでなく、通じる発音かどうかのチェックまでできる仕組みです。
さくらさん〜瞬間英作文をやっていると、自分の英語スキルが上達したかどうか、すぐわかるので良いなぁと思います。また、最後の方は毎日、瞬間英作文だけをやっていました。声に出すまえにまず書いていました。理由は、どこがまちがったか、目で見てすぐにわかるからです。さらに、目を閉じてUNITをランダムに選んでは、瞬間英作文をしていました。
残念ながらそこなでいかないと、話せるようにらない…というのはあるかもしれません。
話せるようになるために、つい焦って難しいもの、レベルの高いもの、新しいものに手を出しがちです。でも料理と同じで、まずはコツコツ、基本から順に繰り返しやっていくことが、大切です。
最後に、アウトプットもう1つのオススメは、オーディブルで聞いたら一回音を止めて、誰かに英語で説明する練習です。聞いた本の内容に、自分の意見を入れていく、自分の解釈を入れていく。これがアウトプットの最終段階になります。
質問コーナー
⒈英語を親子間で教えるのが、むずかしいです
それはもう、むずかしいですよね。私もそれはそれは嫌われていました笑
親子で何を教えるのも、じつは大変です。ピアノをしなさい、英語を勉強しなさい…と子どもに言えば、嫌われるのは当然です。
けれども、私はお小遣いシステムを思いつきました。毎月の決まった小遣いは与えず、「家事=仕事をやったらいくら」と決めて、その対価を支払ってきました。
英語の勉強でも子どもに「カラオケEnglishをやるのが、あなたの仕事ですよ」と決めて、続けてもらっていました。仕事をしないと対価を稼げないことをわかっているので、子どもはやります。娘さん達は仕事をした対価をもらい、そのお金でガムや服を買っていました。
親が何も与えてあげないと「仕事をしないとお金を稼げない」ことを学べません。
このインスタLIVEの助手も、り香さんが娘さんに仕事としてお願いし、対価を払っています。さくらちゃん曰く「仕事となればやる…というか、お金を頂ければやります、ということです笑」
日本人は「勉強をした子どもをほめたり、手伝いをした子にお金をあげることは良くない」と、嫌う傾向にあります。
でも、欧米ではビジネス学ばせる方法として、家庭でお金を稼がせることをよくやります。
私は撮影の仕事で今、娘さんに何を学ばせているかというと、カメラのセッティングやライティング、カメラアングルや映像の保存方法などです。それらを全部教えて、働いて良い社員になるための準備をしている、と考えています。
参考>>お手伝いでおこづかいを稼ぐ仕組みは、子どもが社会に出る予行演習になる 【行正り香のおうちDE教育改革!Vol.4】
⒉小4のカラオケEnglish。目的をもって学ぶことがむずかしく、ただ声に出している感じです
私も娘さんが小さい時はそうでした。なかなか目的まで持てていない時期が、ありました。
子どもになにかを続けさせるときには、2つの方法があります。
<1>「嫌でもなんでも続けてもらう」やり方
例えば行正家では「英語をやらいないんだったら、家から出て行ってくれ」と言っていました。
なぜならば、英語ができないと世界で生き抜けないし、日本でも生き抜ける人にはなれないから。ということで、とにかく嫌でもなんでも続けさせていました。
<2>「目的を持たせる、子どもの好きなものを英語で与えてあげる」やり方
野球、料理、デザインなど、好きなものは何でもよいです。
例えば娘さんは「塾をやめたい、アーティストになりたい」と言いました。その時「アートだけで食べていくのは難しいよ」→「アートと英語をコンビでやっていくのが良いと思うよ」と目的を持たせ、英語を学んでもらうようにました。
このとき、不要なものを捨ててあげることがとても大切です。
娘さんの時は「英語をやるなら、塾は捨てても良い」と条件を出しました。もしそこで、塾も続けなさい、受験もしなさい…と積み上げていったら、さいごはパンクしてしまうでしょう。
捨てることを決めてあげる。そして、「あなたはどうしますか?」と、本人にチョイスしてもらうのが良いと思います。
おわりに
ここまでお読み下さり、ありがとうございます。
り香さんと娘さんからは、「続けること、学ぶことの楽しさと大切さ」を教わっています。いつもありがとうございます。
今回は時間の都合により、質問コーナーは超・縮小版になっています。ぜひIGTVですべての質問をお聞きになって下さいね。ステキな質問とお答えが満載でしたので♪
ではでは〜、また読みにきてくださいね!
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