塾なし!【カラオケEnglish】で英検合格〜5級から準2級の対策まとめ
ハロハロ〜、えひめのMihoです。
小学4年生からカラオケEnglishを毎日やっている中二の娘が、英語教室なしで準二級に合格しました。
この記事では、カラオケEnglish中心に学習した場合の英検対策をどうするのが良いか、公立中学校に通う生徒(娘)の一例をまとめました♪
娘はといいますと「スゴイと言われたいけど、面倒くさがり」な、親のリマインドなしでは勉強をスタートできないごくフツーの中学生です。
英検をとりたいお子さんの参考になれば、うれしいです!
目次
受験歴〜英検と英検Jr.
小学6年生からスタートした受験は以下のとおりです。
◆小学6年の5月・10月【英検ジュニア「SILVER・GOLD」】
◆小学6年の1月【5級】
◆中学1年の5月【4級】
◆中学1年/10月【3級】
◆中学1年【準2級】2月(不合格)
◆中学2年【準2級】10月(合格)
以下は、各級の受験ごとにまとめた記事です。
【英検ジュニア】【カラオケEnglish】を2年半続けた効果は?「英検ジュニア」に挑戦
【5級】【カラオケEnglish】を2年10ヶ月続けた効果は?〜英検5級に合格!
【4級】【カラオケEnglish】歴3年の中学1年生が、英検4級に合格してわかった2つのこと
【3級】英検3級!【カラオケEnglish】歴3年半の中学1年生が合格してわかった、2つの攻略法
【準2級】(不合格)英検【準2級】にチャレンジ!1回目の受験結果と合格への2つの対策
【準2級】(合格)英検・準二級合格!【カラオケEnglish】でリスニングの正答率が2倍にアップ
◇【英検ジュニア】や英検5級は、失敗を怖がるお子さんや試験に慣らしたい場合のみ受けると良いです。
「できた!」という喜びを感じ試験の雰囲気に慣れることで、上級の英検への動機付けになるからです。
ただし、もっと早い受験(小4−5年生)でも十分合格できるので、早めに計画を立ててあげると良いですね。中学生になってあわてずにすみます。
注意したいことは、子どもを検定アレルギーにしないことです。そのためには、合否だけに一喜一憂せずチャレンジする姿を応援しほめる姿勢でいるのが良いかと思います。
すべての級に共通する対策は毎日の【カラオケEnglish】
英検Jr.から英検準二級まで、共通の英検対策になるのがスピーキング教材【カラオケEnglish】(月額1,078円)です。
【カラオケEnglish】とは、英文法の例文を声に出し続けることで4技能英語を楽しくトレーニングする自主学習教です。
娘は娘は小学4年生の始めから約5年、家で毎日30分続けています。
◆小4の春頃から→【ジュニア入門コース1・2】:毎日1ユニット
◆小5の5月から→【小学英英語コース(5年生)】:毎日1ユニット
◆小6になる前の春休みから→【小学英英語コース(6年生)】か【基本文法コース①】:毎日3ユニット
◆小6の三学期から→【基本文法コース①~②】:平日3ユニット・週末6ユニット
◆中学入学後→【基本文法コース②】:毎日3ユニット・週末6ユニット
◆中学2年4月→【基本文法コース③】:毎日3ユニット・週末6ユニット
◆中学2年5月→【基本文法コース③に時々④も】:毎日3ユニット・週末6ユニット
スマホを使って1学習単位8〜10分で学習できるので、部活(吹奏楽部・チューバ)や遊びに忙しい娘にピッタリです。
「毎日スタンプを3つ集めれば、仕事として週〇〇〇円支払う」方式にして、習慣化に成功しました。
決まった時間(夕食後すぐ)にカラオケEnglishのスタートボタンを押してスマホを渡します。終わったら学習完了でもらえるスタンプの数を親が確認して、終了!
そこからは自由にスマホを使ってOKな時間にしています。
各級ごとの対策
各級とも受験の前1ヶ月〜1ヶ月半前に週末を中心に対策をスタート。
【英検5級】の対策
①過去問「5級の過去問・対策」無料!>英検公式ホームページ(5級)
②英検向け単語集>出る順で最短合格! 英検5級 単熟語
なぜ単語集かというと、過去問【Reading】で読めない(知らない)単語が結構あったからです。このイラスト入りの一冊をいっしょに見ながら声に出しました。サーっとでいいです。
ライティング試験はないので、書かせる必要はありません。試験だからと「書いて覚える」を強要すると、一発で英語嫌いになりますね。その点はずっと気をつけていました。
参考>【5級】【カラオケEnglish】を2年10ヶ月続けた効果は?〜英検5級に合格しました!
【英検4級】の対策
中学生になると部活や勉強に忙しすぎて、1日30分のカラオケEnglishで精一杯。英検対策は週末を中心に2つだけしました。
①過去問「4級の過去問・対策」無料!>英検公式ホームページ(4級)
②シャドーイング>英検公式の過去問(4級)にあるリスニング音源を使用する
過去問の手応えは「合格ギリギリのライン」でしたが、悠長に単語や熟語を書いて覚える時間はもうない!
そこでシャドーイングを選んだのは、リスニングの正答率をあげリーディング(単熟語の穴埋め)の苦手をカバーしようと考えたからです。
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら1~2語遅れで影のようにあとを追いながら文を唱える学習法す。慣れると英語が切れて聞こえるようになり、聞き取りがグッと楽になる効果があります。
娘はカラオケEnglishで声出しに慣れているため、過去問のシャドーイングにすぐに対応できました。
その結果、試験でのリスニングは正答率83%(30問中25問正答)となり、リーディングの苦戦(正答率60%)を巻き返して4級合格できました。
【4級】【カラオケEnglish】歴3年の中学1年生が、英検4級に合格してわかった2つのこと
【英検3級】の対策
体育祭や部活で大忙しの10月に学校で受験(団体受験)しました。ここからは4技能対策が必要です。
①学校で英検3級用の補習〜先生作成のプリントを解きながら4技能毎の問題傾向や対策を教わりました(計5時間くらい)
②過去問(3回分)>英検公式ホームページ(3級)
③ライティング対策(直前):ブログを読み作文練習>「2020年度英検3級ライティング(英作文)3回分」
娘は二次試験前夜に一人でせっせとやってました。英検ライティングは「型」で書けるようになるのが大事です。「型」に沿ってさえ書けるように練習すれば、小学生でも英作文できると思います。
④スピーキング対策(DVD付問題集)>旺文社の「英検3級 二次試験・面接 完全予想問題」模擬問題で答え方の「型」を知るために使いました。
カラオケEnglish中心に学ぶ場合の英検攻略法
ここで3級合格で見えてきた「カラオケEnglishを軸にした場合の英検攻略法」の話しをします。
①リスニングとライティングの高得点で、リーディングの弱点を補う(一次試験)
②スピーキングは、日頃のカラオケEnglishで高得点をねらう(二次試験)
カラオケEnglishで、リスニングやスピーキングだけでなくなぜライティングも高得点が狙えるかというと、文法例文を声に出して頭に叩き込んでいるため文の組み立てが自在にできるからです。
娘に聞いたところ、ライティング試験中「何を書こうかな〜」と考えているとまずカラオケEnglishのイラストが頭に浮かんでくるのだそうです。続いて「英文がパタパタ〜って思いつくから、それを適当にアレンジしたら書ける」とのことです。
カラオケEnglishの「基本文法コース1と2」だけで3級に合格していた!
カラオケEnglishの学習履歴を確認したところ、驚いたことに
3級受験の時点で「基本文法コース3(中3年レベル)」はまだやっていなかったことが判明。「基本文法コース1と2(中学1/2年レベル)」を5−6周やった状態での受験でした。
英検3級は「中学卒業程度レベル」なのに……なんで合格できたの 笑
※その後「基本文法コース3」を中2の4月から始め、「基本文法コース4(高校レベル)」も5月から時々やっています。
【3級】英検3級!【カラオケEnglish】歴3年半の中学1年生が合格してわかった、2つの攻略法
【英検準2級】
1回目の不合格から8ヶ月、2回目受験に向けて4つの対策をしました。
不合格の原因は「リスニングテスト中に集中力が切れたこと」が大きな原因だったので、①リスニング過去問で「30問英語が続く状態」にしっかり慣れれば大丈夫、と考えました。
あとは3級と同じく、リスニングとライティングで高得点を出してリーディングを挽回することが合格へのポイントです。
①過去問(2回分)>英検公式ホームページ(準2級)
①の過去問は解説がないので、②で解説を見て学びました。娘「一日のやる量がはっきりしていて、20日で終わるのがわかっているからまぁまぁ頑張れた」そうです。
③スタディギア(英検公式の学習サービス)>こちらは受験者は無料、気軽にiPadでできます。
③YouTube「準2級スピーキング・人の動作編」で、前夜にもくもくと動詞表現のレパートリーを増やしていました。
【準2級】(不合格)英検【準2級】にチャレンジ!1回目の受験結果と合格への2つの対策
【準2級】(合格)英検・準二級合格!【カラオケEnglish】でリスニングの正答率が2倍にアップ
<過去問を解くのは大事>
どの級でも過去問を試験のように連続してやりました。とはいえ、親が突然「やろう!」と言って素直にはなかなかできません。
ポイントは、
◇過去問をやるのは大人でもイヤだし大変なストレスなので、ごほうびは必須。「過去問全部やったらパフェを食べに行こう」などを引き換えに、まずはやる日をいっしょに決めてカレンダー書き込みます。
◇過去問をやる時は、本番と同じく一人にして、少なくとも各セクション(Reading,Listening)をぶっ通しでさせると効果的。
特にリスニングは3級でも準二級でも30問連続であるため、慣れないと頭がぼーっとするからです。文の始めを聞き逃すと正答率が下がります。
◇過去問の採点をしたら、点数が悪くてもグッとこら叱ってはなりませぬ(やる気をなくすので)。
「本番じゃなくてよかったね〜(ニッコリ)」と役者になって→まちがったところをいっしょに見直し、一つでも単熟語を覚えるほうが効果ありです。
まとめ
さいごに、受験を通してわかったことが4つあります。
⒈ 準2級までは【カラオケEnglish】を日々続ければ合格できる
⒉ 「書いて覚える」系の英検用単語集などは、やらせないでOK
⒊ 「書いて学ぶ」発想をスッパリ捨て【カラオケEnglish】に集中すれば、英検もイケる
⒋ 【カラオケEnglish】で自然とリスニング・スピーキング・ライティングが高得点になるので、リーディング(単熟語系)の弱点を十分カバーできる
以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
公立中学校に通う生徒の一例として、参考になればうれしいです♪